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あしあと

    "ラボット"の時代!?―善聞語録97(広報3月号掲載)

    "ラボット"とは「ラブ」+「ロボット」の合成語で、感情を持ったロボットのことを言うらしい。人工知能(AI)でロボットが自ら学習し人間に近づこうとした結果、ラブ(愛情)だけでなく喜怒哀楽の感情を併せ持つロボットが近未来に誕生するという。SF映画のような時代の到来も近いということか。

    ところで、我が国の労働人口は今後急速に縮む方向にある。第1次ベビーブームと称された団塊(だんかい)の世代(昭和22から24年生)は計806万人にも及び、今後70歳を迎えて1年あたり250万人が労働現場から引退していくことになる。一方で今年、成人した若者は120万人強で戦後の経済成長を支えた世代のおよそ半分。単純に計算すると働き手が年間100万人以上足りなくなる勘定で、10年単位でみると1,000万人を超える規模で労働市場が縮むことになる。ちなみに一昨年の出生者数は97万人で、100万人を切る水準にまで減っている。

    重要なことはこの差をどうやって補っていくのか…。我が国が直面する大きな社会問題の一つであるが、その解決策は限られており、定年延長や外国人労働者の受け入れ、もしくはAI・ロボットの導入による省力化を進めるしかないとも―。答えはその合わせ技にあるのであろうが、進化したロボットに人間が使われる時代が現実味を帯びてくる。さらには情を持った"ラボット"と恋を語ることにもなるのであろうか…。

    山崎善也(綾部市長)

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