3つの顔-善聞語録2(広報4月号掲載)

スケジュールがすぐに埋まっていく。必要とされているという意味ではありがたい話で、週末でも2つ3つと掛け持ちになる。それでも場合によっては調整できず、余儀なく不義理をお願いすることもある。
なぜか?それは市長という職が3つの顔を持つからであろう。1つは庁内の取りまとめという顔。すなわち、行財政運営の要であり庁内マネジメントと危機管理の責任者。2つ目は綾部市の外交官としての顔で、行事やイベント、客人の応対など一切の公式な儀典をつかさどる。時には、トップセールスマンの役割も負う。そして3つ目が、政治家としての顔で、市内外の選挙絡み。
この3つの顔はどれも大事であるが、1人であれば限界があり、部下や仲間の力を借りての対応となる。庁内のことであれば部課長に一定の権限と責任を付与。外交面は、副市長や教育長などのサポートを得ながら役割を分担する。
そしてその過程で、組織力と持続力が職員に涵養(かんよう)される。エースで4番の野球チームならいざ知らず、全員野球で勝負するにはこの2つの力が必須である。ただし、そのためにはトップの知力と体力が大前提で、我が身の健康管理が心身ともに肝要と心得る。
「規則正しい生活からしか会心のヒットは生まれない」。これは世界のイチローの言葉である。二日酔いの朝に良いアイデアが出ないのは当然のことか(笑)。
綾部市長山崎善也
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綾部市市長公室秘書広報課広報・広聴担当
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