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あしあと

    ちょボラのススメ―善聞語録84(広報2月号掲載)

    “ちょボラ”とは「ちょっとしたボランティア」の略で、ボランティア団体に入ったり被災地に出向いたりするなど大掛かりなものでなくとも、日常生活の中でできるささやかな善行を薦(すす)めるもの。散らかったゴミを片付ける、高齢者のバスの乗り降りに手を差し延べる等々―。何事も小さなことの積み重ねが大きなものに育っていく。最初の些細(ささい)な体験がきっかけになり、その達成感が次に繋がっていくところが“ちょボラ”の真髄で、大切なのは一歩を踏み出す勇気!
    それにしても“ちょボラ”の範疇(はんちゅう)は広い。ちょっとした知恵を出す、ちょっとした汗をかく、ちょっとしたお金を出す。また頑張っている人を応援する、失敗し挫折した人を励ますなど、人それぞれの状況に応じて貢献できる内容もさまざま。
    綾部市のボランティアセンターの登録人数は人口の1割近くで、認知症サポート講座の受講者数は人口の約3割に及ぶ。この数字はまさに「驚きの“あやべスタイル”」(注:全国で話題沸騰の新書タイトルで綾部を地方創生の世界モデルと絶賛=扶桑社刊)であり、全国に誇りうるものと自負している。地元紙では、落とした財布が無事に戻ったとか、雪で困っていた時に助けてもらったといった数多くの“ちょボラ”記事に触れることができる。これぞまさに綾部の誇る珠玉の財であり、微力と無為無力の大いなる違いを感じる瞬間でもある。

    山崎善也(綾部市長)

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