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あしあと

    英語ノススメ―善聞語録53(広報7月号掲載)

    市長写真

    NHKの連続テレビ小説「花子とアン」の主人公の英語への情熱は並々ならぬものがある。明治の先達は現代よりも留学など海外志向が強く、よって英語やドイツ語などを学ぶ気概も高かったようだ。とにかく語学を身に付けないことには知識や技術を海外から学ぶ術(すべ)がなかった当時の世情もあろう。

    翻(ひるがえ)って現代の若者は内向き志向が強く、留学や海外赴任の希望も多くないと聞く。このままでは南洋の孤島のトカゲのように、隔離された世界でしか生存できないような独自の進化を遂げる(ガラパゴス症候群)のでは―との懸念もされている。一方「東アジアの奇跡」とも賞賛された日本の経済発展を学ぶべく、発展途上国を中心に日本語を学ぶ若者は多く、海外からの留学生の数も少なくない。経済発展とその言語を学ぶ人の数には相関関係があると言えよう。

    アメリカ人が世界で最も「語学下手」と言われるのは、世界の人々が英語を学び、英語でビジネスを行うために、他言語を学ぶ必要性に迫られないからと言われている。確かに現実は、英語が世界の共通語と化し、私自身も英語で世界中の多くの人と直接コミュニケーションできる素晴らしさを感じること再々である。この感動を1人でも多くの人に伝えるためにも、綾部の子どもたちの英語教育には注力していきたい。たとえ今はその価値が十分に認識できなくとも、必ず将来的には実感してくれるものと確信しているから―。

    山崎善也(綾部市長)

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