東京で感じたこと―源ちゃんコラム「由良川」4(広報令和8年6月号掲載)
「市長になって忙しくなったでしょう?」とよく言われますが、「そうでもないです」とお答えしています。
京都府議時代は府議会や府の行事で京都に通う日が多く、議会が閉会すると、委員会や議員団で東京要望や全国へ視察に行っていました。市長になってからも京都に行くことはありますが、府外に出る機会はぐっと減りました。市長には綾部市の全ての責任がのしかかってきますので責任の重さはありますが、時間的なゆとりは府議時代よりもあるように感じています。
5月12日、13日には市長就任後、初めて東京に行きました。全国水源の里連絡協議会の役員会や命と暮らしを守る道づくり全国大会に出席するためです。水源の里の活動に熱心な首長さん方は皆さん、穏やかな人柄の良い方ばかりでした。意見交換では口々に森林や農村の荒廃、鳥獣害を憂いておられました。
道づくり全国大会は全国1700ほどの首長のうち、1000人以上の首長が参加しており、会場は見渡す限り市町村長で圧巻でしたが、「内輪ノリ」で歓声を上げて盛り上がっている人たちもあり、昔ほど道路予算を求める真剣さはなくなっているのだろうかと感じました。
役員会や全国大会の前後には内閣府、復興庁、環境省、農林水産省、総務省、国土交通省、京都府東京事務所を回りました。副知事や部長、課長として京都府に出向しておられた顔なじみの方々もおられましたし、思い出話を交えながら綾部市への特別交付税等の増額や事業採択のお願いをしました。
日本では政治も行政も経済も東京が中心であることは間違いありません。しかし、東京に行って改めて肥大しきったこの政治、行政機構を中央から変えることは難しいだろうと思いました。
日本を変える一灯が灯せるのは中央より地方都市であり、綾部市のような互いの顔が見えるまちこそが全国のモデル都市になれる!と決意を新たにしました。
四方源太郎
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綾部市市長公室秘書広報課広報・広聴担当
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