消毒用アルコールは正しく取扱いましょう
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はじめに
感染症の予防対策や手指消毒のために、消毒用アルコールを使用する機会が増え、生活の中で身近にあるものですが、取扱いを誤ると火災等を引き起こすおそれがあります。新型コロナウイルス感染症も落ち着きを見せ、多人数でバーベキュー等をする機会も増えてきます。火気取扱い中のアルコールの取扱いには十分な注意が必要です。
消毒用アルコールの取扱い
消毒用アルコールの適切な取扱いのポイントは、次の3点です。
手指消毒の際に使用する消毒用アルコールは、蒸発しやすく可燃性蒸気が発生し、火源があると引火するおそれがあり、吹きかけている液体の周りにガスがたくさん出るので、そのガスに火がつくと炎が急激に出るので危険です。
使用する際には、喫煙やコンロ等を使用した調理など、火気を取り扱う付近では、使用をやめましょう。
消毒用アルコールを直射日光の当たる場所等、高温になる場所に保管すると、熱されることで、可燃性蒸気が発生します。
直射日光が当たる場所や高温になる場所を避け、保管するようにしましょう。
消毒用アルコールを詰め替える際に、可燃性蒸気が発生する恐れがあります。
可燃性蒸気は空気より重く、低い位置に滞留する性質があります。
詰替えを行う場所は、通気性の良い場所や常時換気が行える場所を選び、可燃性蒸気を滞留させないようにしましょう。
おわりに
新型コロナウイルス感染症を防ぐため、消毒用アルコールで手指を消毒することは有効な手段のひとつです。
今後も消毒用アルコールを使用する機会があると思います。
消毒用アルコールの適切な取扱いを今一度ご確認ください。
また、ご不明な点があれば、消防本部予防課まで問い合わせてください。
お問い合わせ
綾部市 消防本部 予防課電話: 0773-42-0119 ファクス: 0773-43-1483
お問い合わせフォーム
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