風しん予防接種の費用助成のお知らせ
妊娠初期の女性が風しんに罹患すると、生まれてくる赤ちゃんが『先天性風しん症候群』にかかることがあります。
安心して妊娠・出産を迎えられるように綾部市では、風しんの抗体価が低い方へ予防接種の費用を助成しています。

費用助成の対象となる方
次の1、2いずれかに該当する綾部市に住所のある、風しん抗体価の低い方
- 妊娠を希望される女性
- 風しんの抗体価が低い妊婦の同居者
ただし、予防接種の接種日までに、「風しんにかかったことがある方」「風しんの予防接種(風しんワクチン・麻しん・風しん(MR))を2回受けたことがある方」は対象となりません。
- 風しん抗体価が低いとは、風しん抗体検査の結果、HI法(赤血球凝集抑制法)で16倍以下、EIA法(酵素抗体法)で8.0倍未満の方です。風しん抗体検査の結果が高い方は対象とはなりません。

助成対象となるワクチン
風しんワクチンまたは麻しん風しん混合ワクチン

助成額
接種費用の3分の2の額
生活保護世帯、市民税非課税世帯に該当される方は全額助成します。

助成方法
接種後、還付申請により交付決定された方に助成金を指定口座へお振込みいたします。

申請方法
綾部市保健福祉センターで手続きをします。

必要書類
- 予防接種の領収書、あるいは接種したことが証明できる書類
- 抗体検査の結果(医療機関でもらわれた方)
- 印鑑
- 本人確認ができる書類(住所、年齢が確認できる書類)
- 母子健康手帳(妊婦の同居者のみ)
- 振込先の口座番号を確認できる書類(例えば通帳)

助成対象接種期間
令和5年度の助成は、令和5年4月1日から令和6年3月29日までの接種分

申請受付期限
令和6年3月29日(金曜日)までに申請をしてください。

接種方法
医療機関へ事前に予約し、受診してください。
住所、氏名、年齢が確認できるもの(健康保険証、母子健康手帳等)を持って接種を受けてください。

接種にあたっての注意事項
- 助成は1回限りとなります。
- 期間以外の接種は助成の対象になりません。
- 予防接種前1か月及び予防接種後2か月は、妊娠を避けてください。
- 現在妊娠している可能性のある人は予防接種を受けられません。
- 昭和37年4月2日から昭和54年4月1日生まれの男性の方は、風しんの定期接種の対象となる場合がありますので、綾部市保健推進課へ問い合わせてください。

予防接種健康被害について
今回の予防接種は予防接種法に定められている定期予防接種ではなく任意の予防接種になります。
万一、ワクチン接種により健康被害が生じた場合は、予防接種法による健康被害救済制度ではなく、『独立行政法人医薬品医療機器総合機構法』に基づく公的制度で対応します。

抗体検査について
無料で抗体検査を受けることができます。詳しくは京都府のホームページをご覧ください。

風しん・先天性風しん症候群とは

風しんとは
風しんウイルスによっておこる急性の発疹性感染症で、流行は春先から初夏にかけて多くみられます。潜伏期間は2から3週間(平均16日から18日)で、主な症状として発疹、発熱、リンパ節の腫れが認められます。
風しんの症状は子どもでは比較的軽いのですが、まれに脳炎、血小板減少性紫斑病などの合併症が、2,000人から5,000人に一人くらいの割合で発生することがあります。また、大人がかかると、発熱や発疹の期間が子どもに比べて長く、関節痛がひどいことが多いとされています。一週間以上仕事を休まなければならない場合もあります。

先天性風しん症候群とは
妊婦特に、妊娠初期の女性が風疹にかかると、胎児が風疹ウイルスに感染し、難聴、心疾患、白内障、精神や身体の発達の遅れ等をもった赤ちゃんが生まれる可能性があります。これらを先天性風疹症候群といいます。
お問い合わせ
綾部市福祉保健部保健推進課保健推進担当
住所: 京都府綾部市青野町東馬場下15-6
電話: 0773-42-0111
ファクス: 0773-42-5488
電話番号のかけ間違いにご注意ください!
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