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あしあと

    秋の星座を探してみよう!

    秋の星座をペガスス座の「秋の四辺形」やカシオペヤ座を目じるしにして探してみましょう。

    下の図は、南を向いて天頂を見上げた星空の様子です。上が北、左が東、右が西です。

    秋の星座説明図(南)

    画像の(1)

    まず、天頂近くにある「秋の四辺形」を見つけるところからスタートしましょう。
    ペガスス座「天馬」の胴体とアンドロメダ座の頭の星が、四角い画用紙を止める画びょうのように並んでいます。西の空にまだ見えている「夏の大三角」から天頂へと目をやっても見つかるでしょう。

    画像の(2)

    「秋の四辺形」の西側の辺を南へ伸ばしていくと、みなみのうお座の1等星フォーマルハウトが輝いています。秋の星座の中では貴重な1等星です。また、ペガスス座とみなみのうお座の間には、みずがめ座があります。

    画像の(3

    「秋の四辺形」の東側の辺を南へ伸ばすと、うお座のさらに南にくじら座の尾の星デネブカイトスがあります。くじら座にはミラという赤っぽい変光星もあります。

    画像の(4

    「秋の四辺形」の北東側には、アンドロメダ座が広がっています。その中には私たちの銀河系の隣にある銀河「アンドロメダ銀河」が、ぼんやりと見えるでしょうか。

    さらに北東へ目をやると、ペルセウス座があります。東の空から人の文字が上ってくるようにも見えます。ペルセウス座は8月に見られる「ペルセウス座流星群」の名でも知られています。

    下の図は、北を向いて天頂を見上げた星空の様子です。今度は右が東、左が西になります。

    秋の星座説明図(北)

    画像の(5

    「秋の四辺形」の東側の辺を北へ伸ばしていくと、カシオペヤ座が見つかります。北を向いて見上げると、少し足の開いたM字型のように見えます。

    画像の(6)

    カシオペヤ座のMの両端を伸ばして交わったところと、Mの中央の星をつないで5倍ほどのばすと、北極星が見つかります。この時期は北斗七星が空の低い所にあるので、カシオペヤ座から北極星をさがすとよいでしょう。

    画像の(7
    カシオペヤ座の西側に、北極星とはくちょう座のデネブとカシオペヤ座で三角形をつくると、その中にロケット型をしたケフェウス座を見つけることができます。

    秋の夜長に、星座にまつわる神話とともに夜空を眺めてみるのも楽しいでしょう。

    秋の星座絵(南)

    南から見上げた空

    秋の星座絵(北)

    北から見上げた空

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