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あしあと

    質問コーナー

    このページでは、消防署に見学に来署された小学生や、こども園などに防火教室に行ったときによく質問されることをまとめています。

    質問と答え

    消防署では何人の人が働いていますか

    消防職員は全員で62人です(令和5年4月1日現在)。

    女性の消防士はいますか

    綾部市消防署には2人の女性消防士がいます(令和5年4月1日現在)。仕事の内容は男性の消防士とほとんど違いはありません。

    消防署に自動車は何台ありますか

    タンク車2台、ポンプ車2台(うち1台は上林出張所に配備)、救助工作車1台、救急車4台(うち1台は上林出張所に配備、1台は非常用救急車)、指揮車1台、資器材搬送車1台、指令車1台、広報車1台、連絡車3台の合計16台の自動車があります。

    消防車や救急車には何人乗って出動しますか

    消防車は3人から5人、救急車は基本的に3人乗って出動します。

    消防車はなぜ赤色なのですか

    消防車は実は赤色ではなくて朱色です。法律で朱色と決められているからです。外国から最初に日本に輸入された消防車が朱色だったそうです。

    消防車や救急車がサイレンを鳴らして出動するのはなぜですか

    消防車や救急車は、少しでも早く現場に到着して活動を始めなければならないので、急いで現場に向かっていることを周りの人や他の車にわかってもらい、安全に到着できるようにサイレンを鳴らしています。また、サイレンと赤色灯を同時に使用するように法律で決められています。

    消防車や救急車のスピードはどのくらいですか

    消防車や救急車などの緊急自動車の制限速度は法律で決められていて、一般の道路では時速80キロ、高速道路では時速100キロとされています。実際には緊急走行中の交通事故を予防するためと、病気やケガをしている人の具合が悪くならないように慎重に運転するので、制限速度までスピードを出すことはそんなに多くありません。

    火事はどうやって消すのですか

    消防車にホースをつないで、ホースの先に管そうという道具をつないで水を飛ばして消火します。タンク車は1500リットルの水を積んでいますが、水が足りなくなるので消防車に付いている吸管という管で、消火栓や防火水槽、川などから水を吸い上げて水を出します。

    消防車はどれくらいの水を出すことができますか

    消防署にある一般的な消防車で1分間に約2000リットルの水を出すことができます。

    消防のホースの長さはどれくらいですか

    1本のホースの長さは20メートルあります。大きく分けて太さが65ミリメートルのホースと50ミリメートルのホースがあります。

    消防のホースの重さはどれくらいですか

    太さが65ミリメートルのホースは約8キログラムで、水が通ると約80キログラムになります。太さが50ミリメートルのホースは約7キログラムで水が通ると約50キログラムになります。

    火を消すときの放水の水はどのくらい遠くまで届きますか

    おおよそ20メートルから30メートルくらい先まで届きます。

    火を消すときの防火服はどんな服ですか

    防火服は燃えにくい材料の布でできていて、1200度の温度で40秒まで耐えられるようになっています。しかし、実際は、それを着ている消防隊員はそんな高温には耐えられないので、そのような高温の中で活動することはありません。

    火を消すときの装備の重さはどのくらいありますか

    防火服と空気呼吸器などの装備を合わせると20キログラムくらいあります。そのため、火事の現場などでも長い時間活動できるように普段から体を鍛えて体力をつけています。

    どうして消防署の電話は119番なのですか

    火事や救急の場合は一刻を争う電話のため、大正15年にダイヤル時間が短い番号として112番に決まりましたが、かけ間違いなどが多かったことから昭和2年に現在の119番になりました。昔のダイヤル式の電話機は9をダイヤルすると戻るまでの時間が長くなることから、その間に気持ちを落ち着かせることができると言われていました。

    119番に電話をかけると、どこにつながるのですか

    消防署の中の通信指令室というところにつながります。

    消防署の人は火事や救急の出動がない時は何をしているのですか

    いろいろな災害に対応できるように勉強や訓練をしています。また、学校、病院、高齢者の施設や工場など、多くの人が集まる建物に行って避難訓練や火事の時に使用する消防用の設備の検査などをしています。出動がないときでもたくさんの仕事があります。

    訓練はどんなことをしているのですか

    消火、救助、救急のそれぞれの訓練がありますが、消火はホースを伸ばしたり放水をする訓練、救助はロープを使った訓練や救助の機材の取扱い訓練、救急は救急で使用する器材の取扱いや手当ての方法の訓練などをしています。

    勤務時間中に寝る時間はありますか

    仮眠の時間はあります。仮眠とは何かあったときにすぐに起きることができるように浅く眠ることです。しかし、消防署の全員が一度に仮眠するのではなく、いつでも119番に対応できるように交代で誰かは必ず起きていて、災害があればすぐに対応します。

    消防職員と消防団員は、どうちがうのですか

    消防署で働く消防職員は、消火、救助、救急、火災予防など消防の業務を主な仕事としている地方公務員です。消防団員は、普段は会社員、自営業、農業などの別の仕事をしていて、自分たちの住む地域で災害が発生した場合に、自分たちのまちを守るために活動している人たちです。

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