概要

当市は、京都府のほぼ中央に位置し、東西約32キロメートル、南北15キロメートル市域面積は347.10平方キロメートルと広大で、京都府の面積の約7.5パーセントを占め、市総面積のうち約77パーセントが森林となっており、非常に豊かな森林資源を有する山紫水明の美しい街です。

消防本部は昭和30年5月に設置し昭和40年4月には、消防署を発足。昭和43年7月からは、救急業務を開始しました。現在の消防体制は、1本部1署1出張所、職員65名、消防車両9台、救急車4台、その他の車両3台を配備しています。火災予防はもとより多様化する災害事案に備え、消防資機材の充実、高規格救急自動車の更新、救急隊員の育成、医療機関との連携強化を密にし、市民の安全・安心のために活動しています。

また令和6年4月からは、これまで単独で行っていた消防指令業務（119番通報の受付・消防車や救急車の出動指令・消防無線の統制等）について、福知山市消防防災センター2階に設置された「京都府中・北部地域消防指令センター」において京都府中・北部地域の6消防本部により共同で運用を開始し、情報の一元化による大規模災害時における迅速な協力体制の構築を進めています。

さらに消防団、自治会、自主防災組織、老人会等の協力を得て火災予防に努めると共に、救命率の向上にも力を入れており、消防団に対する普通救命講習や一般市民に対して普通救命講習、上級救命講習、応急手当普及員講習を開催するなど、救命に関する意識の向上に努めています。