雨水貯留施設の設置費の助成について
【令和7年度の受付を開始しました。】
綾部市では、平成28年度から雨水の流出抑制および水資源の有効利用を図るため、雨水貯留施設(通称:マイクロ呑龍)を設置する方に対して、予算の範囲内で助成金を交付します。

雨水貯留施設とは
雨水貯留施設とは、屋根などに降った雨水を雨どいから分岐器具を介して貯留する設備のことで、溜めた雨水は庭木などの水やりや打ち水、非常用の生活用水としてさまざまな用途で使用することができます。
また、河川の急激な増水を抑えることにより、浸水被害の軽減にもつながります。

マイクロ呑龍とは
京都府では、雨水貯留施設のことを“小さな水溜め施設”であることから、「いろは呑龍トンネル」にちなんで「マイクロ呑龍」と呼んでいます。

助成対象者
助成を受けられるのは、次の条件をいずれも満たす方です。
- 綾部市内で雨水貯留施設を設置する建物を所有し、又は使用(建物の所有者の同意を得た場合に限る)する個人又は法人であること。
- 市税、下水道事業受益者負担金および下水道使用料の滞納がないこと。

助成金の額
雨水貯留施設(附属設備を含む)の購入費(配達・設置費は除く)の4分の3の額とし、
上限は45,000円とします。(1,000円未満切り捨て)
(例)雨水貯留施設の購入費が60,000円(税込)の場合
- 助成金額:45,000円(4分の3)
- 自己負担:15,000円(4分の1)

助成の対象
雨水貯留施設の貯水量が100リットル以上あるものおよびその附属設備のうち、市販・通信販売されているものが対象です。ただし、助成金の対象となるのは、建物1戸につき1基までとします。なお、複数の建物を所有、又は使用している場合は、1年度につき2基を限度とします。
(補足)雨水タンク本体、分岐器具が助成金の対象です。(架台単体では助成金の対象にはなりませんが、雨水タンクと一体となっているものは助成金の対象になります。)


申請方法
雨水貯留施設の購入前に助成金交付申請書に必要事項を記入し、次の添付書類と一緒に提出してください。
- 購入する雨水貯留施設の見積書の写し
- 建物の配置図に雨水貯留施設の設置箇所を示した図面
- 雨水貯留施設の設置予定箇所の現況写真
- 建物所有者の同意書(申請者が借家人である場合のみ)
- 市税完納証明書
- その他市長が必要と認める書類
交付決定通知を受ける前に雨水貯留施設を購入されると、助成対象となりませんので注意してください。
申請書は、本サイトからダウンロードできるほか、下水道課でもお渡ししております。

手続きの流れ
助成金交付申請→交付決定通知→雨水貯留施設の購入・設置
→実績報告→助成金交付請求→助成金の交付
(注意1)申請者には「助成金交付申請」、「雨水貯留施設の購入・設置」、「実績報告」、「助成金交付請求」の手続きを上の順に行っていただきます。
(注意2)実績報告を提出していただく時に「領収書の写し」が必要となりますので、必ず購入業者から領収書を受け取ってください。
(注意3)書類に使用する印鑑はすべて同じものを使用してください。
(注意4)交付決定後、申請内容の変更があったり、中止しようとする場合は、直ちに「助成金変更等承認申請書」に必要事項を記入し、添付書類と一緒に提出してください。
(注意5)助成金の交付を受けた方は助成金の交付日から7年間、市長の承認なく、交付の目的に反して使用、譲渡、交換、貸し付け、又は担保に供することはできません。助成金を目的以外の用途に使用した場合は、助成金の交付決定を取り消し、助成金を返還していただくことになります。

申請書様式一覧
添付ファイル

参考サイト(京都府ホームページ)
京都府のホームページには、雨水貯留施設(雨水タンク)についての説明や、動画が掲載されていますので、ぜひご覧ください。

京都府広報動画
お問い合わせ
綾部市上下水道部下水道課管理担当(下水道課)
住所: 京都府綾部市若竹町8番地の1
電話: 0773-42-4294
ファクス: 0773-42-4406
電話番号のかけ間違いにご注意ください!
- [初版公開日:]
- [更新日:]
- ID:2010
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