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あしあと

    初代綾部藩主・九鬼隆季(くきたかすえ)

    1608年生まれ。

    綾部藩の初代藩主であるが、出身は志摩の鳥羽。隆季は、かの熊野水軍で名を馳せた九鬼嘉隆の孫にあたる。

    そんな鳥羽の大名家の生まれがなぜ綾部藩主となったのか?

    大名家としての九鬼家は初代嘉隆―二代守隆と続いた後、三代目の時、跡目争いが生じた。隆季と久隆で相続争いの結果、九鬼氏は故郷鳥羽を追われ、隆季は丹波綾部に久隆は摂津三田にそれぞれ転封された。

    寛永11(1634)年、隆季は綾部に入部し、以後明治維新まで綾部九鬼藩は存続し、綾部の近世史を形成した。

    隆季は綾部入部時、まず下市場に城館を築いたが、火災で焼失したため、慶安4(1651)年、上野の台地に陣屋を設け、新しく城下町を造った。

    綾部陣屋の跡は今、大本の境内となっている。また、田町・本町・西町・広小路など城下の町名は今もそのまま残っている。

    1678年没。

    九鬼隆季1

    (写真=大本へ続く本町の大本通り)

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