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あしあと

    作家・鶴島緋沙子(つるしまひさこ)

    プロフィール

    鶴島緋沙子さん1

    昭和9(1934)年生まれ。大阪府出身(母方の祖父母が綾部市出身)。作家、「大阪府高齢者大学校エッセー文学科」講師、「枚方自閉症児(者)親の会」代表、「枚方人権まちづくり協会市民活動部会」委員、「瀬戸内寂聴を読む会」主宰。

    大阪文学学校、瀬戸内寂聴文学塾修了。

    昭和52(1977)年、「自閉症」の次男をモデルにした連作小説『トミーの夕日』(つげ書房新社)を出版。翌年、山田洋次監督の映画「学校3」の原作になる。同年10月、松竹系で全国封切り。その後、全国各地やニューヨーク、ミネアポリスでも自主上映され、それとともに講演活動に飛び回っている。

    綾部市では平成11(1999)年、映画上映とともに講演会を開催。

    平成21(2009)年に『トミーの夕日』が英訳され、アメリカのレキシントンブックス社から出版。翌22(2010)年、山田洋次監督を枚方大ホールに招き「自分とは・生きがいとは」と題し対談。23(2011)年には、東京成城ホールで「自閉症と家族から映画学校3をめぐってから」と題し、再び山田監督と対談した。また、24(2012)年10月には『トミーの夕日』が英訳版からアラビア語に翻訳されクウェートで出版されている。

    現在、大阪府枚方市の地域情報誌「LIP(りっぷ)」にエッセー『もぐらの目』を連載中。

    著書に『私の中の瀬戸内寂聴』『もぐらの目』(いずれもつげ書房新社)がある。

    ふるさと綾部へのエール(一言コメント)

    母方の先祖の墓所がある正暦寺(寺町)さんへ毎夏家族とともに参ります。その昔、綾部藩の重臣だったという私の先祖の人たちが眠るその墓所には、曾祖父にあたる小林重質という廃藩置県時の立役者を中心に母と同名の「乙女」という曾祖母の名前の人を含めていくつかの墓碑があります。その一郭は正暦寺さんのお手入れも行き届き、いつも私たちを静謐(せいひつ)な世界に導いてくれます。

    ご縁があって、私の父母のお墓も近くに移しました。そんなこんなで綾部は、私にとって懐かしい故郷です。

    鶴島緋沙子さん2

    写真:枚方市民ホールで山田洋次監督=左=と対談する鶴島さん(平成22(2010)年)

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    綾部市市長公室秘書広報課広報・広聴担当

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    電話: 0773-42-4205

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