画家・有道佐一(ありみちさいち)
プロフィール
明治29(1896)年生まれ。何鹿郡志賀郷村(現綾部市篠田町)出身。画家。
10歳のとき山家村へ移転。
大正3(1914)年、写生旅行で山家を訪れた文展主要メンバーの鹿子木猛郎画伯に認められ、師弟関係を結ぶ。
大正13(1924)、15(1926)年、中国の上海、蘇州、杭州等をまた明治神宮の委嘱により「奉天入場の図」制作のため鹿子木画伯と共に中国東北部写生旅行。
昭和3(1928)年、鹿子木塾の助教授兼幹事となる。昭和10(1935)年、渡欧。パリを中心に創作活動に専念、ある日路傍で写生中、スイスの彫刻家で画家のジャコメッティに見出される。
昭和11(1936)年、サロン・デ・チュイルリーの客員になる。その後、帰国し画家として独立する。
画壇の誘いを拒み、山家の地で油彩画、日本画、書の制作に没頭した。
昭和58(1983)年、逝去。
ふるさと綾部へのエール(一言コメント)
かって鹿子木猛郎や向井潤吉等が写生に訪れた山家は、それほど魅力に満ちた風景である。この大自然の美しさ・すばらしさを多くの人達に分け与え、後世に残したい。(長男・大作さん)
お問い合わせ
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