音楽家・屋敷豪太（やしきごうた）

昭和37（1962）年生まれ。綾部高校卒業。82年に上京し、こだま和文（福井県出身のトランペット奏者）らとミュート・ビートを結成。86年MELONに加入し、ヨーロッパ公演を行う。87年に中西俊夫、藤原ヒロシらとレコード・レーベル「MajorForce」を設立。翌88年渡英し、89年に全英チャート5位を記録したSoulⅡSoulのファーストアルバムに参加することからグランド・ビートを生み出し、世界的な注目を集める。

その後、さまざまなレコーディングに参加。91年、SimplyRedに正式メンバー（ドラマー）として加入し、同年にリリースしたアルバム「Stars」は全英チャート1位を12週間記録。2年間にわたるワールドツアーにも参加した。

近年、活動拠点を日本に移し、新人アーティストのプロデュースやドラマーとしての活動、自身のソロプロジェクト、またサウンドトラック制作という分野でも活躍している。サポーターズソング制作などサッカー関連の楽曲依頼も多く、国際試合の選手入場の際に会場に流れる「WorldSoccerAnthem」はGOTAによるアレンジ。

NHK総合テレビで放送中の「プロフェッショナル仕事の流儀」でテーマ曲を演奏しているオリジナルユニットkokuaのメンバーでもある。

小学校1年生の秋祭りで、綾部太鼓の音を聴いた時から僕の音楽人生が始まりました。綾部が育んだ平和を尊ぶ空気と豊かな自然があったからこそ今の僕があります。離れてみて初めてわかる郷里の偉大さ。綾部に感謝！