第7次綾部市行財政健全化の取組の策定について

本市では、これまでから継続して行財政健全化に取り組み、一般会計においては48年連続黒字を確保するとともに、地方公共団体の財政の健全化に関する法律における健全化判断比率の指標については、いずれも早期健全化基準を下回っているなど健全な財政運営を維持してきました。

しかしながら、近年多発する災害に対応するために多額の財政調整基金の取り崩しや、地方債発行を行ったことによる償還金の増加など、極めて厳しい財政状況にある中で市民満足度のさらなる向上に資する施策展開や、アフターコロナ、ウィズコロナ社会への対応など、組織や制度、仕組みなどを時代に合った最もふさわしいものへと常に変革していく事が求められています。

また、一方では、本市の財政状況はかねてから基金に依存した構造となっており、今年度策定予定の第6次綾部市総合計画に掲げる将来都市像「一人ひとりの幸せをみんなで紡いで実現できるまち…あやべ」を実現するには、全庁挙げて行財政健全化に取り組むことが必要不可欠と考えられます。

以上のことから、「第6次綾部市行財政健全化の取組」の計画終了に伴い、引き続き、効率的な行政運営及び健全な財政運営の確立を目指すため、「第7次綾部市行財政健全化の取組」を策定します。

第6次綾部市総合計画の基本目標「自治を高め、心のつながりのあるまち」に定められた「健全な行財政運営と広域連携」を本取組の基本方針とします。

1. 健全財政の推進
2. 財源の確保
3. 行政組織の効率化・職員の能力向上
4. 業務運営の効率化と持続化
5. 市民サービスの向上
6. 広域行政の推進

令和3年度から令和7年度