地震への備え「感震ブレーカーについて」

感震ブレーカーの設置のススメ
感震ブレーカーは、地震を感知して自動的に電気を遮断する装置です。
地震による火災や感電事故を防ぐために非常に有効で、家庭や職場の安全性向上に役立ちます。
特に、地震による電気火災のリスクを軽減する重要な対策として注目されています。
以下に、感震ブレーカーの役割や設置の重要性についてご紹介します。

1. 感震ブレーカーの役割
・地震時の電気遮断
地震の揺れを感知し、自動的に電源を遮断します。
・火災の防止
地震で倒れた家電製品や破損した配線から発生する火災を防ぎます。
・安全性の向上
感電や二次災害のリスクを軽減します。

2. 感震ブレーカーの種類
(1) 分電盤タイプ
家庭全体や建物全体の電力を遮断するタイプ。主に分電盤に設置。
(2) コンセントタイプ
個別のコンセントに接続して使用。家電製品ごとに対応できる手軽なタイプ。
(3) 簡易タイプ
家庭用に手軽に設置できる後付けタイプ。地震の振動を検知して物理的にブレーカーを作動。

3. 感震ブレーカーの設置が必要な理由
・地震多発地域での備え
日本は地震の多い国であり、火災防止の観点からも設置が推奨されます。
・災害時の火災リスク軽減
阪神・淡路大震災や東日本大震災では、地震発生後の電気火災が多く発生しました。
電気火災は、避難が遅れる原因となり、人的被害を拡大させる要因ともなります。
・高齢者や子どものいる家庭での安全対策
自動的に電気を遮断するため、避難時の負担を軽減します。

4. 設置の際のポイント
・設置場所の確認
分電盤や家電製品の近くに設置する。
・専門業者への相談
安全性を確保するため、電気工事士などの専門家に依頼する。
・定期的な点検
正常に作動するか、定期的に確認を行う。

関連リンク
・経済産業省
感震ブレーカーの普及啓発(別ウインドウで開く)
感震ブレーカーの普及啓発チラシ(別ウインドウで開く)(PDFデータ)
・内閣府 防災情報のページ
電気火災対策について(別ウインドウで開く)
お問い合わせ
綾部市市長公室防災・危機管理課防災・危機管理担当
住所: 京都府綾部市若竹町8番地の1
電話: 0773-42-4222
ファクス: 0773-42-4406
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