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更新日:2022年4月15日

春よ来い!―善聞語録146(広報4月号掲載)

今年の冬はとりわけ寒く雪が多かった。首都圏でも積雪が複数回あるなど記録的な寒波の襲来であったが、それぞれ雪かきには疲労困憊、うんざりされたと推察する。それだけに春を待ちわびる想いは強く、あふれる陽光を全身に思いっきり浴びたくなるのかと。至るところ様々な花が彩り、まさに春爛漫。このまちが一番美しく、光り輝く季節が到来した。

ところで“春”と言えば、50年以上も前の1968年のこの時季、旧チェコスロバキアで胎動した民主化のうねりを「プラハの春」と世は評した。しかしながらわずか半年後その春は旧ソ連を中心とするワルシャワ条約機構軍によって圧殺されることになる。そして半世紀を経て、旧ソ連から形を変えたロシアが、もっと近しいはずのウクライナに軍事侵攻し、数多くの子どもなど民衆を殺戮し美しい歴史的街並みを破壊。いったいこの武力行使にいかなる大義があるのであろうか。ましてや核の使用までほのめかすとは、その報に耳を疑ったのは私だけではあるまい。

それにしても、国連は狂気のリーダーの前にかくも無力なのか。拒否権を盾に取る安全保障理事会が機能停止となり、機構・制度的な欠陥が一気に露呈した。犯罪人が自らを裁く仕組みを改めるのが困難ならば、別に組織を創設して対処するしか術はない。世界連邦の理念が正に当てはまるが、これとて提唱されてから75年の歳月を経て、その実効性が問われて久しい。我が国はこの世界連邦実現への道を探求することを衆参両院で決議している。全国の自治体に先駆けて世界連邦運動を唱えた本市としても、その進取の精神を想起し、今こそ声を上げる時と考える。多国籍軍の編成と停戦、そして何より一日も早く世界に本物の“春よ来い!”と。

山崎善也

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